榛原町(はいばらちょう)は紀伊半島のくびれの真ん中=大阪から伊勢を結ぶちょうど真ん中ということで、ここにも伊勢街道が通っています。(旧榛原町は2006年1月1日に宇陀市となり消滅。)


左:線路をくぐったところが榛原札の辻、伊勢灯籠が右手に見えます。
右:榛原の旧旅籠「あぶらや」は宇陀市の指定文化財、近く化粧直しが行われます。八木札の辻「きわらや」との比較も楽しみです。
右:榛原の旧旅籠「あぶらや」は宇陀市の指定文化財、近く化粧直しが行われます。八木札の辻「きわらや」との比較も楽しみです。

榛原札の辻の道標と伊勢街道の地図(近鉄榛原駅前)
特に、「伊勢本街道」と「あを越え街道」の分岐点は八木と同じく「札の辻」と呼ばれ、旧旅籠の「あぶらや」、道標、常夜灯(伊勢灯籠)など宿場町らしい町並みが今も残っています。「あぶらや」には国学者の本居宣長も宿泊したといわれ、いわば、榛原は大和の東の入口として、江戸時代には、八木と同様、宿場町として往来する人々で賑わったまちです。| 伊勢路志摩路--図説・伊勢参宮本街道 (1977年) 中外書房 1977-05 by G-Tools |
駅の北側には近代~昭和を感じさせる界隈が広がり、坂あり、清い流れの小川ありと景色も多用で歩く旅に新しい発見のある町です。

左から、伊勢街道の風情 見越し松の家、水流のある光景、榛原上町商店街



榛原商店街、喫茶グレコ、やまと座
近鉄榛原駅前南側から旧道を東に向かうと、シャッター通りとまではいきませんが、どことなくのんびりした商店街が続きます。ひときわ目を引くのが榛原肉屋さんと「やまと座」です。

登録古民家池田家


透かし入り壁の古民家、呉服屋たつみ
その他、宿場町らしく旧街道沿いには古い民家もいくらか残っていますが、町並みとまでいえるか微妙なまちといえ、これからもこの静かなたたずまいは続いていくことと思われます。

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