全国四十都道府県ですでにヘリマネ制度などが行き渡りつつある昨今、都道府県市町村単位でそのありようはさまざまのようです。
ヘリマネ制度の産みの親、震災をへた兵庫県では、その制度もどんどん進化しています。
今や全国展開の主軸となる中、各地区(県下7地区)がまたぞれぞれの展開をとげています。文化財課や建築士会の枠を超えた人員が集い考え切磋琢磨する講習会になっているのです。
県下では肌感覚として「ヘリマネ」の存在があたりまえとなり、知名度もすっかりあがりました。ここで現在もまだ引きずっている問題が建築士との住み分け、または連動です。
もはやヘリマネは建築士の枠を超えてしまい、不動産関係者や行政マン、学生やまちづくりに関わる人々共通のキーワードとなっています。また資格や登録制度とは別に、個々人の資質と職能によりさまざまな人々を巻き込みながらヘリマネひとりずつが個別に社会と信頼関係を築く時代となっています。
これからの一歩は、地域や文化財や耐震や相続や補助金やらすべてを加味した想像力が必要になりますね。
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