無名の歴史的建造物のブランディングについて

200515中町阪門神社の鬼瓦

ただそこに昔からあるあたりまえの風景を発見することから始まるブランディング
それは商業的な意味合いだけでない
地域の誇り家の誇り個人の誇りの為に今できることは何か。

立ち止まっているうちに周りに追い越されたと感じる
でもそこに立ち止まってきた意味を考えたことがあるでしょうか

年に一回のその場
月に一回のその景色
毎日触れるその柱や畳

今一度その価値、意味を考えることからブランディングが始まります。

200515中町阪門神社の鬼瓦

地域の歴史の復習から入り、家歴、人物史を解いている内に知らなかったことが見えてきませんか?
かかわった多くの出来事、人物に遭遇できませんか?

足下の石畳や庭の木々、柱の傷ひとつにも何かが宿っているかも知れません。

「温故知新」とは陳腐なことばですが、リアルに身に感じることで、今生きる地域、家、自分にとって唯一無二が見つかります。

次はそれをどうしたいか、残したいか、知らせたいか、記録したいか、これからも維持したいか、終わらせるか、またそうするために「今、何が必要か、何ができるか」に進みましょう。

過去との出会いを未来に結びつけることが出来るのは今生きている人だけです。

そこからの一歩、さあはじめましょう。