愛珠幼稚園園舎の耐震改修工事

重文幼稚園 愛珠幼稚園の耐震改修工事 重文幼稚園 愛珠幼稚園の耐震改修工事2

重要文化財の現役の幼稚園 愛珠幼稚園の耐震改修工事の様子 2016年

愛珠幼稚園園舎メモ

元大阪府技手の中村竹松が設計、明治34年3月竣工。現存最古の幼稚園建築であり,遊戯室の大空間を洋小屋を用いてつくるなどの特色を有しており,建築史上および幼稚園史上,高い学術的価値が認められる。また,創建以来幼稚園園舎としてありつづけていることも高く評価される重要文化財。

構造:基礎は、遊戯室内部と廊下境筋の柱下をコンクリート造独立基礎とするほかは、コンクリート造一部煉瓦造の布基礎とする。軸部は真壁造とし、軒は玄関棟表廻りを二軒として表構えを整え、小屋組については、玄関棟は和小屋、遊戯室棟・西保育室棟・北保育室棟・東棟はキングポストトラスとする。

現役の幼稚園とあって、今回の工事でどういった耐震改修が行われたかとても興味深いものがあります。

愛珠幼稚園の鬼瓦