京都で家・土地を買って住む

京都の簡易宿所2

飲食店かと思ったら京都市お墨付きの簡易宿所 2017.06.24

「京都」に住みたいという人から「この土地買っていいかな」とのご相談がありました。絶好の条件とはいえませんが、これを逃すと・・・と思うと決断のタイムリミットが迫っているとのこと。建築条件、法規制、隣地の建物状況、京都ならではの「お町内」の雰囲気、利便性・・・とどれもぎりぎりの選択です。

京都の人からはあの底冷え、蒸し暑さ、いけずな隣人・・・にあなたはたえられますか?との忠言もいっぱいですが、いままでの自分の人生をかけて、「おだやかに京都に包まれるせいかつ余生」にこころ惹かれてのその土地との出会いでした。

昨今の世界レベルの憧憬の地・京都に対する期待が伝わってきました。「あの京都」に住むって、とても大きな意味があるようです。

いっぽう当たり前の自分の生まれ育った地域にあんなに多くの観光客であふれるという生活ってどうなんでしょうか?

隣の元町家には、毎日のように違う人が止まり行き交う。お豆腐屋さんも川魚屋さんもみんな観光客相手の商売に様変わりし、「お町内」でも気楽な格好で歩くこともできなくなっています。

子供たちにとっての治安も心配ですし、どこにいっても人混みばかり、ちょっとおでかけといってもバスも混み混みで、交通事情もよくありません。公的施設には外国語のアナウンスが流れ、「力餅食堂」にさえ数か国語でお品書きがおかれています。当然物価の値上がり、固定資産税もうなぎ上りの「ウナギの寝床」。

たまに帰ってくる子供たちも「京都生まれ」を自慢にしていたのに、最近の「京都」に少しうんざりしてしまっています。帰るべき郷としての自分たちの京都は、もう「昔」になってしまったのですね。

こうしたできごとは今、京都近辺にひろがりつつあります。

奈良市からはじまり、大和国中【くんなか】は今は巨大で未開のユートピア、可能性あふれる「簡易宿所の原石」として観光ビジネスのターゲットになっています。

観光ビジネスが今まで生活に占める意識の数%だった地域に、ずかずかと土足でビジネスの切れ者たちがやってくる、きっとやってくる・・・。そんな静かな足音が聞こえます。

京都の簡易宿所のキーボックス
We sent you passcode by email.Please check the attashed file.客ごとに暗証番号で入室するシステム、ガスメーターにはキーボックスがふたつ、管理用でしょうか?

この半年で、いくつも事件がおきています。

まずは奈良市某町の大型古町家の用途変更(ホテル・レストラン)、県某町での陶芸家記念館がホテルにリニューアル。空き家になった登録文化財を市が買収、無住で放置された重文民家、いよいよ活用の動き、京都のホテルチェーンが伝建地区の町家10棟を「お借上げ→簡易宿所」にとのプロジェクト。明日香に星野リゾート進出、長らく着工が頓挫してた観光ホテルの着工ラッシュ、古民家の高値売買にまちづくり団体が苦言・・・。

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– 2025/6/20
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2025年4月、改正建築基準法や改正建築物省エネ法が施行され、増改築やリフォームに関する法規が大きく変化。

なんと①「4号建築物」と呼ばれていた小規模の木造建築物に関する規定の見直しは大注目。②大規模の修繕・模様替えの際にも建築確認の申請手続きが必要に。さらに、③増改築した際の省エネ基準への適合ルールも変更。これまでは建物全体に省エネ基準適合が求められましたが、改正法施行後は増改築した部分にのみ基準適合が求められるように